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【読書レビュー】自分を操る超集中力 DaiGoさん著




メンタリストのDaiGoさんの本です。

仕事も家事も限られた時間の中でやらなきゃいけないことが多すぎて、何か効率的にできることが無いかな?と改善のヒントを求めて手に取ったこの本、取り入れたいことが山のようにありました。

TV出演、企業研修。経営者への戦略的なアドバイス、ニコニコ動画を週4回放送、毎月20冊の読書、ほぼ毎日のフィットネスジムが良い、まとまった休暇での海外旅行。

これらを、ムリなくこなせる私のメゾットをご紹介します。

本のそで(表紙の内側)にこのように書かれています。このDaiGoさんの活動量!!これをムリなくこなされているというのです。

いやはや、すごい。

そしてこの本自体もすごい。

ノウハウがしっかり詰まった本でした。この本を元にした図解本やマンガなども出ています。

が、しっかり学びたい人は元となっているこちらの書籍をオススメします。情報量が格段に多いのです。

自分自身の気になった点を残しておきたいと思います。

メモ1:集中力の源 ウィルパワーとは

ウィルパワーとは「思考や感情をコントロールする力」です。これは他の動物には無い力だそうです。

ウィルパワーについて次のように書かれています。

  • ウィルパワーにも一定の量があり、集中力を使う度に少しずつ消耗していく。
  • ウィルパワーの出どころは1つしかない。
  • 全く関係のないはずの行動でも、使われるウィルパワーの出どころは同じ。

だから集中力を鍛えるには2つのアプローチが必要なのです。

  1. トレーニングによってウィルパワーを増やす
  2. ウィルパワーの消費量を、日々の行動や週間を変えることによって節約していく

ウィルパワーを「増やす×節約する」この二つをうまく回していくことが集中力のカギなのです。

メモ2:ウィルパワーを増やす(鍛える)

ウィルパワーを増やす方法は随所に書かれているのですが、その中でもこれを実践してみようと思ったものを3つメモしておきます。

①姿勢に気を付けて生活する。

姿勢が良いと血流が良くなる→前頭葉(ウィルパワーの源)の機能が活性化。

無意識の行動に気づき、改めるという行動を繰り返すことで鍛えられる。姿勢以外にも普段何気なくしている行動を変えることで同等の効果が得られることが明らかになっているそうです。

②瞑想をする。

脳機能が拡大。眠りも深くなり勝手に集中力がつく。脳が瞑想に慣れてくると集中力、注意力が向上するそうです。

③疲れをリセットする3つの回復法

  • 睡眠(22時~2時のゴールデンタイムは眠る・睡眠の質を高める)
  • 感覚から癒す(目を温め、ストレッチし、休ませる・嗅覚を刺激)
  • 不安を書きだす(集中力は手でつくる)

メモ3:ウィルパワーを節約する

節約する方法も実践したい3つに絞ってみます。

①環境と条件を整える

スマホやケータイをはじめ注意をそらすものを断捨離する。

集中力をそぐものは視界から入らないようにするというのはとてもわかる気がします。主に職場で実践中。

②習慣化

習慣化することで、判断や決断を減らす。

習慣化で取り入れたのは1週間の洋服を決めておくことです。さすがに毎日同じ服のローテーションというわけにはいきませんが、土日のうちに次の平日5日間の服を決めておくことで、朝がとてもスムーズになりました。

③時間術を味方にする

時間に関する技もたくさん紹介されていました。その中からまず意識してみたのがこの3つ。

  • 朝10分ほどその日の予定を考える。
  • 午前中はインプット・午後はアウトプット・夜は復習(定着)
  • ポモドーロ・テクニック(25分の集中と5分の休憩を繰り返す)

まとめ

知識だけでは集中力は手に入れられない。

自分に合った方法から取り組み、習慣化してみようと思いました。この本は情報量が多くて、全てを一度にやろうとすると、それこそ集中できません。ひとつひとつやってみて、それで少しでも時間を有効に使えればありがたいなと思います。

自分自身に時間の使い方を覚えこませる教科書として良書でした。

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