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伝えるスキルの基本は○○化にあった!




「コミュニケーションがどうも苦手」「何をどう話したらいいかわからない」「話しても伝わらない」なんてコミュニケーションの悩みは尽きません。

中でも仕事という局面では「伝える」ということがキーポイントになってきます。

上司に仕事の進捗度合いを伝える・報告する。

取引先に自社サービスの魅力を伝える。

部下や後輩にやって欲しい事、協力してほしいことを伝える・教える。

今日はこの「伝えるスキル」の基本についてお話したいと思います。

「伝えるスキル」の前に「伝えたいことがわからない」という人もいるでしょう。

「伝えたいことがわからない」場合も、順序が逆のようにも思われますが、これからお伝えするスキルを磨く過程で「伝えたいこと」も見えてきますので、ぜひ参考にしてみてください。

逆に普段から伝えたいことをしっかり相手に伝えられているという方には不要ですので、この記事を読む必要はありません。

伝えるスキルの基本は言語化

伝えるスキルの基本は、伝えたいことの「言語化」にあります。

頭の中ではしっかりと考えられていたのに、いざ伝えようとすると、上手く言葉が出てこなかったり、ニュアンスが変わってしまったり、重要な細部が伝わっていなかったりといった経験はありませんか?

言語化ができていないと、

  • 正確に伝わらない
  • 行き違いでトラブルになる
  • 誤解される
  • 信頼されない
  • 仕事ができない人と思われる

なんて弊害が出る場合があります。

 

逆に言語化スキルがあると、

  • 伝えたいことが正確に伝わる
  • 理解される
  • 信頼される
  • 仕事ができる人と評価される

といったメリットがあります。

とはいえ、どれだけ上手に伝えられる人でも、上手く伝わらなかった経験が全くないわけではありません。

今は伝え方が上手い人も意識的ではないかもしれませんが、どうすれば相手に正しく伝えられるか・伝わるかということを経験の中で習得してきているからこそ上手く伝えられているのです。

現在伝えることが苦手と感じているあなたは、この記事を読んでいる時点で「どうすれば伝えられるか?」ということについて考えていますよね。

その想いを「言語化」することがまず第一歩なのです。

あなたは頭の中で今何を考えていますか?

あなたが普段 「伝えたいことの言語化が上手くいっていない」とすれば、まずは自分自身に伝えるトレーニングをしてみましょう。

人は常に何かを考えているものです。

眠っている時でさえ、浅い眠りの時には脳が動いて何かを感じ、考えています。

ふと気づいた時に、その考えに意識を向けてみましょう。

大抵の場合、考えている言葉というのは文章というよりも単語の集合体です。

その単語の集合体を意識的に文章にしてみるのです。

例えばテレビを見ていて「面白いなー!」と思っていたとすれば、「何が」「どう」で「面白い」と感じたのか。

「面白い」と感じたから「どう」なのか。

「もっと見ていたい」「○○さんの生ライブが見たい」「自分もやってみたい」「人に教えたい」「気分転換になったので見てよかった」など、しっかりと掘り下げて言語化してみるのです。

この作業は慣れないうちはとても疲れます。

普段言語化することに慣れていない人ほど疲れることでしょう。

けれど、意識して言語化していくことが大切なのです。

言語化をしていくうちに考えていることを言葉にする最適な単語や表現がみつからなかったり、うまく組み立てられないことも出てくるとしめたものです。

それが「練習」なのです。

繰り返すうちに自然と語彙数や表現のバリエーションも増え、自分自身と単語ではなく文章で会話をするように考えることができるようになってきます。

はじめは文章化することに疲れたりとても時間がかかったりしていたものが、瞬時に文章にできるようになってくるのです。

アウトプットしてみよう

頭の中で言語化する癖付けができてきたら、次はアウトプットしてみましょう。

家族や親しい友人に話したり、ノートに書き出したり、ブログやSNSに発信してみてもいいでしょう。

ブログやSNS発信が怖い人は他の人が読めないようにクローズ(非公開)の状態で発信してみるのも一つの方法です。

書くのは得意だけど話すのがちょっと・・・と思う人はあえてスマホの音声入力やボイスレコーダーを使ってみるのもいいですよ。

客観的に聞いて(見て)伝わるかどうかを確認する作業が大切なのです。

 

ビートたけしさんは自らがレギュラー出演するテレビ番組の中で、不適切発言をした政治家に対するコメントとして次のようなことをおっしゃっていました。

漫才とか落語の勉強をした方がいいよね。自分たちが漫才をやっているとき、もう一人の自分が客席に居ないといけないといつも言われていた。客席でどう自分を見るか自分でやれって。発言している姿が自分でどう見れるかが修行だよって。

アウトプットしたことが相手にどう伝わるか、相手側の目で捉えてみることが大切であることがたけしさんの言葉からもわかります。

【まとめ】まずは、やってみる

結果が出る人と出ない人の差は、やってみるか何もしないかです。

まずは頭の中の考えの言語化から。

  1. 頭の中で言葉にする
  2. 口に出して(紙に書いて)言葉にする
  3. 客観的に聞く(読む)
  4. 感じたことをまた言語化する。

このサイクルを回すために、まずは「①頭の中で言葉にする」ことから始めてみてくださいね。

 

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