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出会いと別れ 転機に意識しておくと良い、たった1つのこと




春は出会いと別れ、人間関係も大きく変わる人が多い時期ではないでしょうか。 親しくなった人と少し離れてしまったり、生活リズムが変わって今まで頻繁に顔を合わしていた人となかなか会いにくくなったりと、寂しくなることも多いのかもしれません。

一方で、新しい出会いや、新しい経験・環境にワクワクする気持ちがある人もいるのではないでしょうか。

転機の中で心にとめておくとよいことは?

そのような転機に心がけておきたいことは、「自分がどうありたいのか」を理解しておくこと。

例えば、「人間関係をどうしていきたいのか」「どういう人とどのような関係を築いていきたいのか」「自分自身はどうありたいのか」といったようなことです。

どんな人と関係をより深め、どんな人と距離を置き、どんな人と新たに親しくなっていきたいか。自分が求めている理想の人間関係を頭のどこかに置いておく。人間関係のアンテナを張っておくのです。

そして、人付き合いが苦手な人、新しい変化が苦手な人は、ほんの少し勇気を出してみる。

憂鬱な変化が目の前にある人が心がけるとよいこと

変化の節目だけれど、後から振り返ったらちょっとした人世の通過点。

だけれど、ただなんとなく通過するのと、これからの自分が歩みたい道を意識して人や環境と対峙していくのとでは、その先に見えてくる景色は必ず変わってくるはずです。

理想とはかけ離れた環境に身を置かなければならない変化があり、憂鬱になっている人もいるでしょう。

そんな、理想の人間関係をいくら思い描いても、新しい環境にそんな関係を築ける人なんていないという人も。

また、人間関係だけではなく、「望んだ部署じゃない」・「やりたい仕事じゃない」・「住みたい土地じゃない」・「行きたかった学校じゃない」・・・・といった理想とは異なる環境の変化に思んでいる人もいるでしょう。

そんな時、「ツラいな」「嫌だな」と、いう気持ちにフォーカスしてしまうと、実はそこにこれからのあなたの人生に身につけておくととても良い経験、いわばラッキーチャンスがあったとしても見逃してしまうかもしれません。

どうしても理想と異なる環境に身を置かざるを得ない時、自分の殻に閉じこもってしまったり、「あの時こうしていれば」と、過去にばかり目が向いてしまうかもしれません。そんな時、なかなか難しいかもしれませんが、もしできれば、ほんのちょっと視座をあげることを意識してみましょう。

ほんのちょっと視座をあげる

「俯瞰して自分自身をみてみる」と言い換えてもいいかもしれません。

あくまでも、「今」は人生の一通過点であるということを頭に置いて、ちょっと客観的に自分をみてみましょう。「嫌だな」「ツラいな」というところに囚われていると、ちょっともったいない気がしてきませんか。

視座をあげて「自分という人間はどうしたいのだろう」ということを客観的に考えてみる。

人生の通過点の中で、実は今置かれている場所でしか得られないその経験が必要なのかもしれませんし、次の変化のポイントに向けて準備を始めないといけないのかもしれません。

何を「嫌だ」と感じているのか、具体的に自分は何が「苦手」で、それをどうすれば自分の理想に近づけるのか。

理想にたどり着くまでの道の途中だということを思い出して欲しいのです。

これは、嬉しい変化の中に身を置く人も同じです。

視座をあげて、「自分が何を嬉しいと感じているか」「どういうことにモチベーションがあがるのか」「これから自分はこのワクワクする変化を理想の自分にどうつなげていくのか」と、いうことを客観的に考えてみましょう。

未来の自分のために今を大事にする

ドラマやゲームの主人公を見るように、自分自身を俯瞰してみてみると、理想とのギャップが見えてきたり、更なる理想が出てくるかもしれません。

では、自分がそのドラマの演出家だったとして、ゲームを操作するプレイヤーだったとして、その主人公にどんなスキルを身につけさせたり、どんな経験を積ませてみたいと思うでしょうか。

ただただ、「置かれている環境に狼狽し続ける」とか、「目の前の事に浮かれて何もしない」という選択肢にはならないのではないかなと思います。

ゲームで言えば、地味なレベル上げが必要な時期であったり、選んだ武器を使いこなす練習が必要な時期だったりするのかもしれません。

そんな時、「自分がどうありたいのか」が、わかっているのと、わかっていないのとでは全く変わってくるのです。

また、「わかる」と「できる」は違います。

「わかった」ことを「できること」に変えていく。それをするタイミングは常に「今」なのです。

出会いと別れ、新しい変化の時期だからこそ、少し意識してみると良いのかもしれません。

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