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【注意】夏にジブン手帳を注文したら2年前の手帳だった話と、無印で見つけた救世主




7月に手帳を買い替える理由とは?

手帳はだいたい1月はじまりと4月はじまりに分かれます。

それでも、1年の途中で変える必要性が出てくること、ありませんか?

1年の途中、それも7月という中途半端な時期に手帳を買い替えました。

なぜこの時期に手帳を変えたのか

仕事上の変化があったのと、手帳に書いて管理したい内容が変わってきたのが7月でした。

今年、1月から使用していたのは、「NOLTYリング B5」

とてもとても事務的な手帳ですが、使い勝手はとても良く、実は2024年もこの手帳を使っていて2年目のリピートでした。

なので、使用用途が変わらなかったら買い替えなかったと思います。

 

日付未定のタスク管理に限界を感じた話

今回、使い方が変わったため、現在使っている手帳では使えなくなってきた点が3つあります。

  1. B5サイズが大きく、持ち歩きには適さない
  2. 月間スケジュールページに余白が少ない
  3. 月間スケジュールがブロックタイプではない
1.サイズが大きく持ち歩きには適さない

サイズ問題はもう仕方がないですよね。

今まで職場に置きっぱなしでもよかったのが、外出先や家でも確認できる必要性が出てきました。

大きくてもそれほど重い手帳ではないですが、毎日持ち歩くとなるともう少しコンパクトなものに変えたいと思いました。

2.月間スケジュールページに余白がない

余白がないので、月間スケジュールページの一角に自分でスペースを作って、「〇月中にやること」などを書くようにしていましたが、この部分が一番限界でした。

決まった余白のスペースではないので、書いていても見落としてしまったり、先のざっくり予定(日にちは決まっていないが〇月のみ決まっているようなこと)を、一角にスペースを作って書いていたら、実際にそのあたりの日程で書き込みたいことが多く、邪魔になってしまったり。

月間スケジュールページでの月のTODO管理や、ざっくり予定を書いておけるスペース(余白)が必要になったというのが一番の理由です。

3.月間スケジュールがブロックタイプではない

マンスリーページがブロックタイプのものが圧倒的に多いですが、先の写真のとおりNOLTYリングはそのタイプではありません。

第3水曜日、とか、木曜日で空いている日・・・といった確認には向いていません。

 

2024年から2025年の今の時期までこのスケジュール帳を使ってきていますので、今までの仕事では不満もなく、むしろ気に入って使っていました。

単純に使用用途が変わったので、無理に合わせて使うのはちょっとストレスだなと感じたのです。

新たな使い方で求めるスケジュール帳の条件は3つ

  1. (必須)月間マンスリーであること(余白もあること)
  2. (必須)持ち歩きやすいサイズであること
  3. (できれば)週間ページはバーチカルタイプ

週間ページはレフト式でもいいけれど、買い替えるならバーチカルがいいなというぐらいで、店頭にはほぼスケジュール帳が売ってなかったのでAmazonで探しました。

そして選んだのが、ジブン手帳Biz mini 4月はじまり

早速Amazonで注文しました。

 

ジブン手帳Biz miniを注文したら「2023年版」が届いた!?

楽天やAmazonの在庫の落とし穴

早く届かないかな・・・とワクワクしながら待っていて、ふとよぎった不安

「そういえば今年のジブン手帳、ベージュなんてあったかな・・・」

手帳好きなので、買う買わないに関わらず、好きな手帳はチェックしているのですが、2025年版にベージュがあった記憶があまりありません。

4月はじまりはチェックしていなかったのですが、だいたい1月版と同じカラーが出るのが通例。

もしや・・・と購入履歴を見て愕然。

2年前の手帳でした。

もう、今日届くといった段階で、キャンセルできず、返品決定です。

 

昔の写真じゃなく、2025年に届いた2023年の新品手帳・・・NORTYリングとの記念撮影。

Amazonや楽天といった通販の落とし穴ですね。

店頭ならまずこんなことはなかったはず。

通販だと過去手帳の需要もあるのか、年度が古い物も売られているので注意が必要です・・・反省

商品名だけでは年数が分かりにくい罠

今回手帳を探す時に、まず、ジブン手帳ありきで検索をかけました。

検索ワードは「ジブン手帳 2025」

過去に何年か使っていて、手帳のデザインはしっかりわかっていたからです。

マンスリーページの余白があることも再確認して、出てきた検索結果で、「4月はじまり」を選びました。

4月はじまりならまだ3か月しか経っていないから使える期間も長いというぐらいの理由です。

3色あるうちの1色だけ売り切れて、2色残っているという在庫感にも違和感がなく、全く年度について疑いもしませんでした。

夏に手帳を探すと選択肢が少ない?「手帳の空白期間」とは

手帳を買い替えるとなると、空白期間が出てきます。

それは特に「夏」

一番メジャーな1月はじまりは、手帳戦線が8月からはじまります。

8月にはもう早い物だと翌年1月からの手帳が店頭に並び始めるのです。

1月はじまりだけど、マンスリーだけ10月や11月から書けるような手帳が出始めます。

1月・2月・・・1月はじまりが豊富

3月・4月・5月・・・1月はじまりを買うか、4月はじまりもあり

6・7・8・9月・・・空白地帯

10月・11月・・・次年の手帳で、早めはじまりのものがあり

ざっくり整理するとこんなイメージです。

6〜9月は、空白地帯。

手帳が無くはないものの、1月はじまりを買うにはもう半年ぐらい過ぎていてちょっと勿体ないのと、売っているものも限られるのです。

なかなか買い替えに踏み切れない。買い替えたくても気に入るものが無い。手帳ジプシーになりやすいのです。

また、購入先も売っているものが限られるだけに、ネットに頼ってしまうのですが、しっかり確認しないと、この時期の購入は思った以上にリスキーだなと感じました。

無印良品の「9月はじまり手帳(実は8月スタート)」が救世主に

そして、改めて買いなおしたのが無印良品の手帳です。

これに決めた一押しポイントは3つ

  • 8月はじまり(手帳表面には2025.9とありますが、実質8月から使えます)

  • 月間ブロック(余白あり)+週間バーチカルで十分使いやすい

  • お手頃価格

日本円価格は税込み990円!

これなら、もし1月または4月には新しい手帳を買いなおしたとしても(丸1年使わなかったとしても)許せる価格です。

 

8月からマンスリーページがはじまります!

余白もばっちり。

写真は11月のページですが、ウィークリーページも7月28日の月曜日からはじまります。

バーチカルページもしっかりと余白。

1日、1日にも余白があるので、一言日記など気持ちを整えるのに使ってもよさそうです。

土日の幅も均一なところもポイントが高い。

しおりは1本。無印で売っている「しおり紐」を買い足して2本で使ってもよさそう。

手帳は“途中で変えてもいい”。自分の変化に合わせることの大切さ

「1年使わなきゃ」という固定観念を手放す

手帳を途中で変えることに、なんとなく「もったいない」という罪悪感を感じてしまう人は多いのではないでしょうか。私自身もそうでした。

「せっかく買ったのだから」「1年間使い切ってからじゃないと」「空白ができるのはよくない」……。そんな気持ちが先に立って、合わなくなってきた手帳を我慢して使い続けていたこともあります。

でも、手帳はあくまで「道具」。

自分の今の状況や気持ち、生活リズムにフィットしていなければ、その役割を果たしきれません。

長く使うことが目的ではなく、「自分の時間と気持ちを整える」ために使うものなのだと、今回の買い替えを通してあらためて実感しました。

手帳を変えたら気持ちも整った

今回、思いきって手帳を買い替えたことで、逆にスッと気持ちが整理されました。

新しい手帳には、今の自分に必要なことだけを書く。

今週やりたいこと、忘れたくない予定、ふと思いついたアイデア。書き込むたびに、「ああ、これが今の私なんだ」と自然に受け入れられるようになった感覚があります。

手帳が変わったからこそ、視点も新しくなり、「これからどう過ごしたいか」が見えやすくなった気がします。

自分に合う手帳は、季節ごとに変わってもOK

春に始めた手帳が、夏になるとしっくりこなくなることってあります。
忙しさやライフスタイル、心の状態が変わることで、手帳に求める役割も自然と変化していくのは当然のこと。

たとえば、春は新年度で予定が多いからバーチカルタイプ、夏は余白を意識したレフト式でゆったり、秋からは来年に向けてガントチャートで長期計画……。そんなふうに、季節や気分に合わせて手帳を使い分けるのも、立派な“手帳術”のひとつです。

「1年で1冊」にこだわる必要は、ありません。
「今の私」にぴったり合う手帳と選びなおすこと。それが、毎日をもっと心地よくする第一歩になるのだと思います。

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