ペーパードライバーを卒業して1年以上が経ちました。
その時の話を残しておこうと思います。
ペーパードライバー時のスペック
- ペーパードライバー歴10年以上
- 実家・自宅に車無し(普段助手席にも乗らないから車操作のイメージが無い)
- 最後に乗った車は教習車(実技試験の教習車)
- 免許はミッション車で取得(AT車はAT教習の2回しか乗ったこと無し)
家に車がある場合、家族が運転をする車に乗ったりして、ペーパードライバーでも車の運転の基礎知識みたいなものがあると思うのですが、それが全く無い。
車に関して超ド素人級ペーパードライバーから卒業した話です。
Contents
ペーパードライバーを卒業したかった理由
わが家には車がありません。
今もありません。それでもペーパードライバーを卒業しようと思った理由は3つ。
- 家族が入院をした際、車の運転できると便利と痛感
- 車が無いと不便な土地を旅行する度に苦労をする
- ペーパードライバー歴が長くなればなるほど卒業が難しいと思った
①家族が入院をした際、車の運転ができると便利と痛感
家族が入院しました。今はもう退院しましたが。
その時に入退院をした家族の送り迎えや、お見舞いの親戚(年寄り数人)を連れて行ったりだとかはタクシーを利用しました。
その時に、自分で運転ができたらだいぶ楽なのになぁと思いました。
タクシーを使えば何とかなるけど、配車までの待ち時間だとか車がつかまらなかったりだとか、近い距離で申し訳なかったりだとか、気をもむことがありました。
②車が無いと不便な土地を旅行すると苦労する
ペーパードライバーの時に北海道や沖縄を旅しました。
そもそも旅行プランの多くが「レンタカー付きプラン」が主流の土地です。
北海道の場合も沖縄の場合もホテルの予約をする時に公共交通機関で行くことができるホテルかどうかや送迎の有無などをものすごく調べました。
現地ではバスツアーを利用したり、電車や路線バスで行ける範囲を移動したり、1日観光タクシーをお願いしたり。
同じホテルに連泊ならまだ良いのですが、観光地を移動しながらの旅行になると、荷物を持って移動しないといけなくて、かなりしんどかった・・・!
そもそも公共交通機関である電車やバスも1時間に1本だったりするし。
③ペーパードライバー歴が長くなればなるほど卒業が難しいと思った
車を買うわけでもないので、車に今すぐ乗れるようにしないと!という緊急性は無く、ペーパードライバー歴がどんどん長くなる一方。
1日でも若いうちに車に乗れるようになっておかないと、「一生ペーパードライバーのままじゃん!」と思いました。行動すること大事。
これからの人生で、今日が一番若いのです。
脱ペーパードライバーのためにしたこと 教習所へ行く
車の教習所には「ペーパードライバー教習」というものを実施している所があります。
教習所がどこでも「ペーパードライバー教習」をやっているわけではないので、近くの教習所の情報をネットで調べるか、直接確認しましょう。
ネットだと費用なんかも掲載されていたりします。
私の通ったところは1時間だけなら6500円。5時間セット価格で31500円。と、セットの方がちょっと安くなる料金設定でした。
これは教習所により異なりますので、確認してみてくださいね。
ドライバーとしてのスペックが低い私は、迷わず5時間セットを申し込みました。
5時間を使って何をするかは決まっていません。毎回今日は何しよう?!と相談して決めるスタイルでした。
初日(2枠利用)
何せ家に車が無い人間なので、「じゃあ、トランクを開けて手荷物を入れてください」と言われても、トランクの開け方すらわからない。
教官への初質問が「トランクの開け方」です。
そんなレベルの低さをお披露目したので、当然教習所内走行からスタートです。
とりあえず、初日を迎える前に、エンジンのかけかた、アクセルとブレーキの位置など本当に最低限のところはyoutubeで復習をして行きました。トランクの開け方までは調べてなかったけど。
そんなこともあり、教習所内走行は30分でクリア。大丈夫そうなので公道に出てみようか?となりました。
「仮免許ちゃうねんから、何か違反したら切符切られるからなー!」とコテコテ関西弁の教官に脅されながら公道へ。車の少ない道をぐるぐる教習。
目の使い方(見るポイント)やタイミング、自分の悪い癖などを指摘してもらって、改善ができると、運転がどんどん楽しくなりました。
できる人に教えてもらう事って大事!そして自己流より断然いい。
2日目・3日目(各1枠利用)
初日よりも交通量の多い所を走行。片道3車線とかの大きい道路とか本気でこわい。
それでも3日目にもなるとだいぶ慣れました。
4日目(最後の1枠)
最後の1時間は徹底して車庫入れを練習させてもらいました。
教習所内や、教習所の先生達が乗ってきた車が停めてある普通の駐車場内です。
車庫入れはやっぱり苦手。
脱ペーパードライバーのためにしたこと 車を借りる
教習所である程度練習をして公道を走る感じを取り戻しましたが、この時点でもまだ教習車以外運転していません。
せっかくペーパードライバー教習に行っても乗らないとまたペーパードライバーに戻ってしまいます。
そこで車がない私は「カーシェアリング」に申し込みました。
https://monomania.xyz/service/share/carshare.html
上記記事に書きましたが、カーシェアリングは特に自分に合う車が分かっていない初心者にこそおススメです。カーシェアの車で、はじめは近所を1周。徐々に遠方へと距離を延ばして、繰り返し運転の練習をしました。
脱ペーパードライバーのためにしたこと ひたすら練習
休みのたびに車を借りては遠出をして、ガラガラの駐車場などでひたすら練習を繰り返しました。
タイムズがやっている「タイムズレッスン」なんかも利用させていただきました。
道に迷ったり、自力で脱出できない道に入りこんだり(JAFさんにお世話になる羽目に・・・)などもありましたが、行動しないと何もできないままだと痛感しました。
ペーパードライバーからの卒業とは?
何をもって卒業というのか、あいまいです。教習車以外で、隣に乗っているのも教官ではなく家族などで車を運転した日とするのであれば、5日目でしょう。
自信を持って「元ペーパードライバー」と言えるようになったのは、北海道を車で旅した時でした。
教習所に通った日から、北海道旅行までの期間は4カ月です。
北海道という道も駐車場も広い所だったとはいえ、レンタカーでかなりの距離を旅して、事故も違反も無く、安全運転ができたのでもう十分「元ペーパードライバー」と言っても良いと自分で思えるようになりました。
それからもペーパードライバーに戻ってしまわないように定期的に車に乗るようにしています。継続が大事。
まとめ
脱ペーパードライバーのためにしたこと
- ペーパードライバー教習に申し込む
- 実際にペーパードライバー教習に通う
- カーシェアリングに申し込む
- カーシェアリングで実際に車を借りて練習をする
- レンタカーでまわる旅行の計画を立てて、実行した
「決める→実行」の繰り返しです。
ペーパードライバー教習は、小さな子供連れのお母さん率が高かったです。
必要になって運転をはじめようという人は、まずは第一歩の行動をおこしてみてくださいね。
今日のあなたが、これからの人生の中で一番若いのですから。