豪雨や台風、地震と自然災害による被害はあとをたちません。
そして、いつくるかもわからないからこそ備えが重要です。いざ必要になってからでは遅いのです。とはいえ、何を備えておくべきなのでしょうか。
防災リュックを備えているから安心?
決してそうではありません。
実際に阪神淡路大震災・大阪府北部地震を体験したことを踏まえてまとめました。
防災が気になるあなたに読んでほしい記事です。
Contents
外出時の備え 災害はどこであうかわからない
災害に備えて・・・というと防災リュックなどが思い浮かびます。もちろん防災リュックも必要です。うちも防災リュックは家族の人数分を揃えています。
ただし、災害はどこであうかわからないものなのです。
東日本大震災は14:46、大阪府北部地震は7:58におきました。どちらも多くの人が通学・通勤などで家を出ている時間でした。
東日本大震災の際は関西までもが大きく揺れました。東京では帰宅困難者があふれました。
大阪府北部地震は、通勤途中の電車の中でした。わたし自身は幸い電車の中に閉じ込められることはなく電車からはすぐに降ろされ、駅からも出されたものの、降りたこともない土地勘のない駅でした。同僚には電車内に3時間閉じ込められた人もいました。
外で災害にあったら、まずはできるだけ安全な場所に行きましょう。
こんな時のために普段からしておきたいこと、また大阪府北部地震の際にしておいて助かったことは次のことです。
①移動前にはトイレに行っておく
これ、重要です。3時間電車に閉じ込められた人もいますし、わたし自身も電車はすぐに降りられたものの、会社まで徒歩で向かい約2時間かかりました。
都会だったのでコンビニやら商業ビルやらがたくさんあるので助かりましたが、電車に閉じ込められた人はかなり大変だったようです。
②水分・糖分を持っておく
水分補給のペットボトルや飴などの糖分補給ができるものを持っておきましょう。
ペットボトルの水など街中ならどこでも売ってそうですが、買える状況の場所にいるとは限らないのです。夏場以外でも水分は持っている方がいいですね。
③スマホの充電をしておく(モバイルバッテリーもあれば◎)
いざという時には、家族や会社や友人に連絡しますし、土地勘のないところで災害に合った場合は地図も使います。情報も必要です。
わたしはフル充電スマホがあり、更にたまたま大容量モバイルバッテリーを持っていたので、安心して家族や会社、友人と連絡を取りながら、いつも電車で通り過ぎるだけのような土地勘のない場所でもグーグルマップを確認して目的地に向かうことができました。
ちなみに使っているモバイルバッテリーをご紹介。モバイルバッテリー搭載の急速充電器なのです。製品自体に折り畳みプラグがついているので、モバイルバッテリーに直接充電もできますし、電源のある場所では急速充電器としても使えます。モバイルバッテリー兼急速充電器と1台2役なので便利。モバイルバッテリーを充電するための充電器がいらないって最高です。
④歩きやすい靴
これもまたたまたまでしたが、とても歩きやすい靴を履いていました。
だからこそ2時間以上歩けたのですが、更に会社に着いてもエレベーターが止まっていて階段で上り下りでしたし、ヒール靴の日じゃなくてよかったです。
⑤通勤・通学リュック 女性こそオススメ!
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荷物を持っての移動は大変。両手が使えるのもいいですし、身体への負担も軽くなります。これもまた、だからこそ2時間以上歩けたと言えます。
家庭の備え ローリングストック法で食料を備蓄しよう
災害と同時に停電。というのもあります。
阪神淡路大震災の時は水・ガス・電気が全て止まりました。数日にわたってです。
電気が止まると、冷蔵庫も止まるのですよね。当然ですけど。阪神淡路大震災の時は真冬だったので、冷蔵庫の中のものは外に出しておけば天然冷蔵庫のようで大丈夫でしたが、さすがに冷凍庫の中のものは溶けます。
だからこそ、冷凍庫には加熱調理が不要な、自然解凍で食べられるものを備蓄しておきましょう。
食料備蓄はいつもの食品で行い、食べたら買い足す方式がいいですね。冷凍庫のものも、カップ麺や水なども。
これがローリングストック法といって農林水産省も推奨している方法なんですよ。
避難の備え 1人に1つは防災リュックを準備しよう
避難の備えはやはり防災リュックです。
わたしも備えてはいるのですが、中身がどんどん進化しているので、一度買いなおしてもいいなと思うぐらいに最近のものは中身が充実して、更に性能がいいものになっています。
2大人気のものをご紹介します。
人気No.1のやつですね。これ買ったっていう人、同僚でも多いです。中身が充実しているのがポイントですね。
グッドデザイン賞のやつです。カバンが可愛いですよね。白というのも目立ちやすくて避難の時には良いと思います。
人気ゆえにかぶりやすいので、荷物の取違いが無いよう持ち出した時にカバンに付けられるバンダナなども入れておくといいでしょう。
リフレクター(反射するキーホルダーのようなもの)をつけておいてもいいかもしれません。
そして防災リュックには多少の現金も入れておきましょう。
災害時は停電や電源トラブルでクレジットカードや電子マネーが使えないことも考えられます。
備えすぎはありません
あとは家族と連絡方法や避難場所などをしっかりと相談しておきましょう。
また、せっかく買った防災リュックをしまいこんでいて、「家族はしまってある場所を知らない」「いざという時に取り出しにくい」なんてことにならないように、備えは家族で把握しあい、すぐに手に取れる場所に用意しておきましょう。
防災のことが気になったからこそ、あなたはこの記事をここまで読んでくれました。
自分や家族のために、しっかり備えてくださいね。