日焼けと疲労の抑制！サングラスの選び方

日差しが強い季節は、紫外線が気になりますよね。

普段、日焼け対策をしていますか？

日焼け止めクリーム、日傘、帽子、UVカットの上着・・・などなど、日焼け対策は色々ありますが、一番に取り入れるべきなのがサングラスです。

なんと、サングラスを着用すると全身の日焼けを抑制することができるのです。

この記事ではサングラスがなぜ全身の日焼け抑制に効果的なのか、サングラスはどのようなものを選んだらよいのかをまとめています。

日焼け対策に興味がある方におすすめです。

目から紫外線が入ると身体全体のメラニン量が増加

日焼け対策では目を守ることがとても重要です。

大阪市立大学の研究チームが肌は紫外線を直接浴びなくても、目が紫外線を受けるだけで日焼けするという実験結果を発表しています。

実験結果を簡単にまとめると次の通りです。

目が紫外線を受けると、網膜で活性酸素が発生し、この活性酸素が目の細胞がダメージを与え、視界が悪くなります。

また、同時に脳がメラニン色素を作るように命令を出し、日に当たっていない部位も含めて全身にメラニン色素が作られる（全身が日焼けした状態になる）のです。

紫外線は目に見えなくても角膜に細かな炎症を起こす。この炎症の刺激を受けて、紫外線から身を守 るため、全身の皮膚にメラニン色素を作らせるようになっている。

大阪市立大学医学部、井上正康名誉教授（生化学）の話より引用

サングラスの着用がメラニン増加や疲労を抑制

サングラスをかけていない状態と、サングラスをかけた状態では、 メラニンの増加に大きな差が現れます。

サングラスをかけた状態では、裸眼の状態に比べ、メラニンの増加を概ね半分以下に抑えることが可能です。

また、紫外線は目の細胞にダメージを与え、視界を悪くします。

視界が悪くなると、脳は聴覚や触覚など他からの情報をいつもの何倍も取得して補おうとするため、肉体的・精神的な疲労につながるのです。

スポーツ選手の多くがサングラスをしているのは、疲労抑制のためでもあります。

メラニンの増加に加え、疲労も抑制してくれるなんて、サングラスを使うことはメリットだらけですね。

UVカット加工があり、色の薄いものを選ぼう

[chat face="kanausa_gimon_aicon.png" name="かなうさ" align="left" style="type1"]紫外線対策にサングラスがいいのはわかったけど、どんなサングラスを選べばいいの？[/chat]

紫外線を目に入れないためにUVカット加工がされているレンズを選択します。

そして色の薄いものを選びましょう。

理由は、色の薄いものの方が、紫外線対策の観点からは目にやさしいからです。

濃い色のサングラスは、暗いところにいるのと同じ状態。瞳の状態としては、黒目（瞳孔）が大きくなっています。

人間ではぱっと見わかりにくいですが、猫の目を想像してみてください。暗いところでは、黒目が大きく真ん丸の目をしていますよね？

実は人間の目も同じように暗いところでは黒目が大きくなっているのです！

これは暗いところでものを見るには多くの光が必要になり、光を多く取り入れるために、黒目が大きくなるのです。

光を多く取り入れる＝紫外線も入り込みやすくなります。

そのため色の薄いものを選び、必要以上に瞳孔を開かないようにするのも紫外線対策になるのです。

調光レンズと偏光レンズ

サングラスのレンズには、2種類のレンズがあります。

それが「調光レンズ」と「偏光レンズ」です。

まず2種類の違いを整理してみました。

調光レンズ

【特徴】紫外線がほとんどない室内では無色だが、紫外線をあびることでレンズの色が濃くなる。

偏光レンズ

【特徴】紫外線と光の反射をカットしてくれる。

まとめ

おすすめはUVカット加工がされた、偏光レンズです。

紫外線をカットしてくれる上に、余計な光の反射もカットしてくれるので、光の乱反射による「目の疲れ」をも抑制してくれるからです。

視界をクリアにすることは、疲労抑制にもつながるのです。

[chat face="kanausa-happy_aicon.png" name="かなうさ" align="left" style="type1"]メリットも大きいし、買うなら偏光レンズだね！[/chat]

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