平野敦士カールさんの人脈術の本です。
人脈術の本といえど、この本には人脈の作り方については書いていません。
持っている人脈をどう活かしていくか、広げていくかという人脈術です。
こんな方におすすめ
- ビジネスにおいての人脈術を知りたい人
- 人脈をどう活かせばよいかわからない人
人脈ネットワークこそ最強の資産
ほとんどの仕事がAIに取って代わられていくであろう時代。
この正解も処方箋もない現代を生き抜くために武器が必要―
その武器こそが「人脈ネットワーク」という試算であると平野さんは述べられています。
本書で語られているのはビジネスにおける「人」と「人」のつながりについて。
「人脈」について様々な角度から学術的理論を用いて説明をして下さっています。
この本から学んだこと・実践したいこと
「弱い紐帯の人脈がもたらしてくれる絶大な力」という表現が出てきますが、これが全くその通りだと感じるところが大きかったです。
相手にとっては特別でもない情報が、自分には新鮮かつ刺激になる情報であることはよくあります。またその逆で相手にとても感謝されたこともありました。
実践したいこと
- ランチの時間やちょっとした時間を使って人とのつながりを持つ。
- 人と人を繋ぐ場を持つ。
この二つをまず実践してみようと感じました。
ランチは社外の人に限らず、他部署の人を誘ってみることからはじめてみようかと思います。
「自分には人脈なんて無い」と思う人や、「なかなか社内外の人と接点が無い」人も、自分とは違う部署の人に自分から挨拶することからはじめてみるといいのではないでしょうか。
それが次に雑談という形になったり、お互いに挨拶を交わしていると仕事を頼みやすくなったり。
自分とは属性の異なる人と意識的に話してみる。
そんなスモールステップからはじめてみたいな。と感じた一冊でした。